観光活性化フォーラム
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JTBF、海外旅行動向シンポジウムを開催へ−脳科学者の茂木健一郎氏が講義

  • 2009年7月7日
 財団法人日本交通公社(JTBF)は7月21日、第14回海外旅行動向シンポジウムを開催する。第1部では、海外旅行市場動向の最新データと分析をJTBF主任研究員の黒須宏志氏が解説する。テーマは「世界経済危機は日本の海旅市場をどう変える?」に設定。9.11やSARSなどの影響を含む過去10年以上の長期的傾向の分析と市場調査結果をもとに、厳しい現況が過ぎた後の市場の姿を予測する。

 第2部の特別講義には脳科学者として著名な茂木健一郎氏を招き、「旅のクオリア・観光地のクオリア」と題した特別講義を実施。旅の中で脳は何を感じているのか、脳が喜ぶ旅とは、といった視点から、茂木氏が提唱する「クオリア(質感)論」に基づいて人間と旅行について語る。

 第3部では、「学びがエンターテイメントに!〜楽しく刺激する潜在欲求」のテーマで議論する。登壇者は小学校での観光立国教育をになう玉川大学教職大学院教育学研究科准教授の谷和樹氏と、エルダー層への生涯学習プログラムを提供するNPO法人グローバルキャンパス理事長の大社充氏で、コーディネーターはJTBF常務理事の小林英俊氏と久保田美穂子氏が務める。

 なお、開催概要、申し込みなどは下記リンク先を参照のこと。


▽海外旅行動向シンポジウム開催概要
リンク