旅行好きの夏休みは「海外旅行」がトップ、新型インフル「影響なし」7割弱

  • 2009年6月29日
 フォートラベルが実施した「2009年夏休みの過ごし方」に関するアンケートによると、夏休みに海外旅行や帰省や日帰りを含めた国内旅行を含め手旅行に出かける人は全体の62.2%となった。そのうち海外旅行が30.0%と最も多く、方面別では韓国、中国などのアジア、バリ、ハワイなどのビーチリゾートに加え、ヨーロッパ方面の人気が高いという。旅行の手配方法は個人手配が最も多い。宿泊では63.2%、交通機関では65.5%が個人手配であり、旅行会社に委託するは宿泊では32.7%、交通では33.1%。旅行日数は平均で7.3日で、海外旅行のみでは平均8.7日となった。

 一方、予定を「まだ決めていない」というのは23.9%で、休みが決まらない、予算があわないという理由が散見される。ただし、新型インフルエンザの旅行計画への影響については「影響はない」が69.2%となった。「旅行内容の変更・キャンセルをした」のは14.0%であった。

 秋休みの過ごし方については、「まだ決めていない」が45.0%、「自宅中心で過ごす」が15.7%で、海外旅行は12.4%であった。夏と秋の両方とも旅行を計画している人は全体の23.9%で、夏、秋の連休にどこかに出かける予定の人は43.5%となった。

 なお、同調査は6月11日から6月14日まで、5月に実施した「2009GW旅行動向調査」の回答者3154名を対象にアンケートを実施したもので、有効回答数は1232件であった。


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