エクスペディアのグループ会社であるホテル予約サイト「ホテルズドットコム」の取扱軒数が10万件を超えた。同社は昨年秋、日本語版サイトを開設していたが、当時の取扱軒数は約8万軒で、この半年で約2万軒が増加したことになる。イタリアや南フランスを中心としたヨーロッパ諸国の家族経営のホテルの契約が増加したほか、中国やアジア南部、中国、インド、南米、アフリカ南部といった発展が著しい地域への参入も目立つ。こうした流れは特に、欧米の旅行者のニーズに対応したものだという。既存市場でのシェア拡大のみならず、未開拓の国々へのネットワークを広げ、より多くのホテルを提供していく考えだ。

　また、ウェブサイトについても、アジア初であった日本語版サイトを皮切りに、アジア太平洋地域での展開を強化し、現在は8ヶ国語の13ウェブサイトを展開。アジア地区では中国サイトを開設したほか、今後も同地域で積極的にサイトの開設をしていく。


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