在日観光局協議会（ANTOR-JAPAN）は7月11日、第4回となる一般消費者向けの海外旅行需要喚起イベント「Let's Go 海外！」の日を開催する。場所は昨年と同じ六本木の東京ミッドタウン。昨年は日曜日の開催であったところを土曜日に変更したことなどにより、昨年を2000人上回る1万人の来場者を予想。観光局36団体に加え、賛助会員と非会員からそれぞれ3社・団体の出展が決定しており、今年は観光庁が後援する。また、日本旅行業協会（JATA）やビジット・ワールド・キャンペーン（VWC）2000万人推進室、株式会社ジャタなども協力し、景気悪化や新型インフルエンザの影響を受け低迷する海外旅行の需要喚起をねらう。

　ANTOR-JAPAN会長で香港政府観光局（HKTB）日本・韓国地区局長の加納國雄氏は、「世界旅行博とは（規模や内容も）違うが、我々の信念は、旅行に行きたい人と直接対話すること」と話し、来場者が気軽に各国の情報を入手し、質問などもできるイベントであることをアピール。また、ANTOR-JAPAN理事でハンガリー政府観光局日本・韓国・台湾地区局長のコーシャ・バーリン・レイ氏も「これまでの3回の経験で、どのような情報を発信すべきなのかも分かってきている」と語り、出展者側が経験をつめたことでイベントがより良いものになることを強調した。

　抽選会は、今年も航空会社やホテル各社の協力により無料の航空券や宿泊券などを用意しており、加納氏は「非常にエキサイティングなものになる」と自信を示す。このほか、各国政府観光局の協賛による民族舞踊や民族音楽などのステージパフォーマンスも予定している。イベントの参加費は無料で、時間は11時から19時まで。イベント後の問合せに対しても、各国の政府観光局が対応する。詳細は下記ウェブサイトを参照のこと。


▽ANTORオフィシャルサイト
http://www.letsgokaigai.com/