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ロサンゼルス、新キャンペーン開始−「LAらしさ」を打ち出し需要を喚起

  • 2009年6月17日
 ロサンゼルス観光局・ロサンゼルス国際空港(LACVB)は7月1日、新たに「That's so LA(これこそがLA!)」キャンペーンを開始する。昨年12月まで5年間展開した「see my LA」キャンペーンに代わるもので、ロサンゼルスでしか体験できない魅力を伝え、旅行需要を喚起する。副題は「夢がかなう街」としており、LACVBアジア・パシフィック地区代表の安達正浩氏は、「ロサンゼルスは140ヶ国から人々が夢を追い求めて集まる街」とし、多様な人々を引き付ける魅力を説明した。

 キャンペーンでは、開始に先駆けて日本旅行業協会(JATA)のトレインジャックに参画するなど露出を増加するほか、消費者向けのウェブプロモーションを強化し、7月1日からはロサンゼルスのファッションをテーマにしたオープン懸賞をオフィシャルサイトで開始する。ファッションは、現在「KITSON」や「FOREVER21」などロサンゼルスを本拠とするショップが日本に上陸して話題を呼んでいることから、ロサンゼルスならではの魅力として前面に打ち出し、需要喚起につなげるねらい。

 また、今後1年間のLACVBの活動計画では、旅行業界向けに研修旅行を3回計画するほか、地方でのセミナーも積極的に開催する。消費者向けにも、JATA世界旅行博や地方の旅行フェアに積極的に出展。ウェブプロモーションでもファッションのテーマだけでなく、ショッピングやダイニング、エンターテイメントも打ち出し、さらに夏休みやクリスマス、春休みの特集を掲載。また、カリフォルニア州観光局とも連携することで、需要喚起の効果を強化する考えだ。