JTBの08年度決算、会社別売上高で中部が堅調−方面別人数、プラス成長は1ヶ国
JTBの2009年3月期(2008年4月1日〜2009年3月31日)の連結業績のうち、旅行会社別の売上高でJTB中部が前年比0.2%増と堅調な結果を残した。主要な旅行会社では、JTB首都圏が2.4%減、JTBトラベランドが5.1%減、JTB法人東京が8.6%減、JTBワールドバケーションズが12.3%減など、軒並み苦戦を強いられた。グループ全体の連結業績も売上高が3.8%減(1兆2760億5600万円)、営業利益が19.7%減(119億700万円)などと前年を割り込んでおり、燃油サーチャージの高騰や経済危機など経営環境の悪化の影響が各社の業績からも伺える結果となった。
グループの旅行事業の営業概況(取り扱いベース)でも、海外は9.8%減の5520億2200万円、国内は2.9%減の9945億8700万円と前年割れ。海外旅行では、団体旅行が6.5%減の1301億6500万円、個人旅行は11.3%減の4218億5700万円となった。個人旅行のうち、企画商品は10.0%減の3244億7000万円となった。
▽方面別取扱人員、韓国は17%増−近場に人気
海外旅行の方面別の取扱人員では、韓国が17.0%増の50万5184人となった以外はマイナス成長となった。多くの方面で2ケタの減少となっており、1ケタにとどまったのはグアム・サイパン、香港、台湾で、近場のデスティネーションに需要が集まったことが分かる。


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