日本旅行業協会（JATA）は6月17日から7月16日にかけて、海外デスティネーション・集中セミナーを開催する。これは、ビジットワールドキャンペーン（VWC）重点デスティネーションに指定した国や地域について、これらの地域の観光局スタッフが講義をするもの。対象は、会員旅行会社の一般営業職やカウンター職に設定、これまでの経験者を中心としたセミナーではなく、若手の基礎的な知識向上をはかる。また、夏期の旅行シーズンや秋の大型連休を前に営業力を高めて販売促進につなげるねらいだ。会員向けには6月2日に発表しており、現時点ですでに150名ほどの応募があるという。JATAでは、申込者の職種や担当などを集約して今後のセミナー開催に活用していく。

　内容は、すでに商品化されている人気の観光スポットなどを中心に基礎知識を確認、販促の底上げにつなげる基礎セミナーと、近場のアジア4ヶ国の教育旅行セミナー。参加費用は無料で各回ともに先着70名まで受け付ける。申込みはJATA海外旅行業務部まで。詳細は下記の通り。


▽海外デスティネーション・集中セミナー
開催日／デスティネーション／内容
6月17日／香港／基礎
6月24日／マレーシア・台湾／教育旅行
6月25日／ベトナム／基礎
6月30日／グアム／基礎
7月1日／韓国・マカオ／教育旅行
7月6日／ハンガリー／基礎
7月7日／カリフォルニア州／基礎
7月8日／オーストラリア／基礎
7月9日／ニューヨーク市／基礎
7月14日／タイ／基礎
7月16日／フランス／基礎

場所：JATA4階　第1、第2会議室（6月17日〜7月6日）
　　　JATA4階　研修室（7月7日以降）
※いずれも午後6時30分〜午後8時30分まで