スモール・ラクシャリー、日本第1号は「星のや 軽井沢」−25軒が新規加盟

  • 2009年6月1日
 スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)はこのほど、「星のや 軽井沢」(星のや)と契約した。同ホテルは日本で初めてのSLH加盟ホテルとなる。SLHには昨年1年間で66件が新規加盟し、2009年の第1四半期には星のやを含む25軒が加盟した。これにより、SLHは70以上の国で地域に計500軒以上のホテルが加盟することになった。

 新規加盟ホテルのうち、アジア太平洋地域では北京で初となる「ハンズ・ロイヤル・ガーデン」が加盟。日本を含め、全7ヶ国、計8軒が加盟した。また、SLHへの加盟に関する問いあわせが毎月100軒近くあり、特に東欧や南米、中国からが前年より20%増加している。経済不況の時勢に反し、加盟を希望するラグジュアリーな小規模ホテルからの問い合わせが増加しており、SLHでは安定を求めてSLHのブランドに目を向けていることが理由のひとつと見ている。ただし、審査基準をクリアしたホテルは5%未満であり、今後も厳しい選択基準を堅持していく考えだ。