Marriott Bonvoy

グアム政観、通常通りの観光アピール−航空座席数減少も訪問者数は健闘

  • 2009年5月15日
 グアム政府観光局(GVB)は日本グアムホテル会と共催で販売促進セミナーを開催した。GVB日本代表の光森裕二氏はセミナーの冒頭で、新型インフルエンザについて触れ、5月11日現在、グアムでの新型インフルエンザの症例は検出されておらず、ホテル等も通常通り営業していることを説明し、通常通り旅行者がグアムでの旅行を楽しんでいることをアピールした。グアム通関検疫局(CQA)では公衆衛生社会福祉課の協力のもと、入国管理体制を強化して厳重な対応をしているとし、グアムでは新型インフルエンザの事例は検出されていないことを強調。6月上旬に開催されるハファデイ研修旅行についても予定通り実行する。

 4月のグアムへの日本人訪問者数は6万279人。昨年に比べて0.5%マイナスとなったものの、3月から盛り返してきており、航空座席が約3%減少した現状で0.5%減で留まったことを「逆に嬉しいことではないか」と前向きな姿勢をみせた。

 GVBでは夏の需要喚起のため『夏のハッピーキャンペーン』を開催。7月1日から9月30日にかけて、来島者限定の「ギョギョたのしい!!グアム・ハッピーガイド」をプレゼントするほか、グアム・ハッピー大使のさかなクンによる「夏休みさかなクン臨海学校」を参加無料で開催。そのほか、グアム・フォトコンテストを開催する。また、10月18日には今年で第4回となるココロードレースを開催。今年は昨年の約2倍となる500名の参加を目標とする。そこで、初の試みとして専用ツアーを企画する旅行会社に対してエントリー料金を値引きし、通常料金との差額分を集客手数料として提供。旅行商品の造成を促す。6月1日から9月11日までの早期申し込みの集客手数料はハーフマラソン2000円、駅伝4000円、9月12日以降はハーフマラソン1000円、駅伝2000円としている。