楽天トラベル、09年度第1四半期の営業利益は36.5%増−レジャー需要が増加

また、楽天トラベルでは今後も「総合(旅行会社)化」をめざす方針だ。代表取締役社長の岡武公士氏は、3月から販売を開始した新幹線、レンタカー、宿泊施設のパッケージ商品について触れ、「楽天トラベルの募集型企画旅行を販売したことは大きい」と話した。このほか、女性をターゲットに旅行スタイルを提案するウェブマガジン、「旅色LuxuryStays」や全国から厳選した約20の宿泊施設紹介コーナーなどコンテンツを拡充、需要の取り込みが好調なレジャーマーケットに向けてさらなる取り込みに期待がかかる。
なお、新型インフルエンザによるゴールデンウィーク期間中のキャンセルについては、航空券のみ100名ほど発生した一方で、ホテルやダイナミックパッケージ商品でのキャンセルはなかったという。具体的な理由については不明であるものの、現時点では第2四半期決算に向けて新型インフルエンザによる影響は大きくないとの見通しを示した。
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