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TAT、旅行会社15社とリカバリーキャンペーン−9月までに3000名めざす

  • 2009年5月11日
 タイ国政府観光庁(TAT)は5月11日から9月30日まで、旅行会社15社と共同で消費者向けの「アメージング・タイランド:アメージング・バリュー:ハッピーキャンペーン」を実施する。TATマーケティングマネージャーの藤村喜章氏によると、昨年から続いた混乱からのリカバリーキャンペーンとして位置づけ。1月から3月にかけてスワンナプーム空港で集計したタイへの日本人訪問者数は、1月が前年比32.0%減の7万6511人、2月が34.3%減の7万8291人、3月が29.9%減の7万7291人、合計で32.1%減の23万2093人と苦戦している。

 キャンペーンでは、従来展開してきたタイらしさや文化遺産、癒しなど7つのテーマを打ち出す「タイの7つの感動:アメージング・セブン・ワンダーズ」に、旅行の質の高さを訴える「アメージング・バリュー」を組み合わせる。旅行会社は7つの感動をテーマにしたツアーを造成。各旅行会社の対象ツアーに参加した人のなかから抽選でタイ旅行などをプレゼントする。キャンペーンの直接的な効果として、3000名の集客をめざす考え。

 キャンペーンはインターネットを中心に展開する。5月11日に特設サイトのほか、TATのニュースレターなども活用する。予算に応じてさらに拡大していきたい考えもあるという。また、これとは別に6月から8月にかけては、小学4年生から6年生を対象に、行ってみたいタイの旅行を企画し、ペアのタイ旅行などをプレゼントする「キッズ・ツアー・プランニング・コンテスト」を予定している。


▽キャンペーンに参画する旅行会社
東武トラベル、ジャルパック、日新航空サービス、エイチ・アイ・エス、日本旅行、オリエントホリディズ、エヌオーイー、名鉄観光サービス、エーアンドエー、ANAセールス、JTBワールドバケーションズ、アールアンドシーツアーズ、エス・ティー・ワールド、近畿日本ツーリスト、日通旅行