JTB中部は4月24日、ルックJTBで夏の家族向け商品「わいわいファミリー」の販売を開始した。海外旅行の申し込み時期がゴールデンウィーク前後の早期申し込みと、6月後半から7月後半に書けての間際申し込みに二極化する傾向にあることから、早期申し込みの需要に応えるためにゴールデンウィーク前の発売とした。5月1日からはエースJTBの「かぞking」の販売も開始する。

　海外旅行商品は、7月1日から9月30日出発で、設定方面はハワイとグアム・サイパン、オーストラリア・ニュージーランド、アジアビーチ＆シティ（バリ島、プーケット、ペナン、ビンタン、シンガポール、香港、バンコク、済州、ソウル）。子ども代金半額や幼児代金100円など、お得感のある旅行代金や子ども向け企画を盛り込んだほか、今年は新たに通常であれば大人代金となる12歳以上15歳未満を対象に「ジュニア割引」も設定。方面やコースにより最大で2万円割り引き、需要を喚起する。イベントや体験プランも充実した。


▽中部地域でキャンペーン、閉塞感の打破めざす

中部8県（愛知、岐阜、三重、長野、静岡、石川、富山、福井）のJTB中部とJTB東海、JTBトラベランド、JTB綜合提携点の店頭では、誘客を目的にキャンペーンを展開する。対象申込期間は5月7日から8月31日までで、年間売上の約3割を占める夏の旅行需要の早期獲得により、前年比15％増の目標達成をめざす。

　キャッチコピーは「飛びだそう！世界中がJTBの夏休み」とし、不況下の閉塞感を打破するイメージを打ち出す。7月1日から9月30日に出発する1泊以上の旅行を対象店舗で申し込んだ旅行者のなかから抽選で50名に、スーツケースなどの商品をプレゼントする。