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香港、観光交流年で「飛躍」−食事とワインなど大型キャンペーンを企画

  • 2009年4月24日
 香港政府観光局(HKTB)日本・韓国地区局長の加納國雄氏は4月23日、東京で開催した香港トラベルマート/アップデート・セミナーの場で、「『2009日本香港観光交流年』で香港を飛躍させたい」と強調した。HKTBでは交流年にあわせて、ホテルでの特典やトラムの無料クーポンなどを含む「2009日本香港観光交流年特典クーポンブック」の配布などを開始。2008年にワインの関税が撤廃されたことから「フード&ワイン」を打ち出すイベントなどとあわせて、日本人訪問者数の増加につなげたい考えだ。

 「フード&ワイン」では、1年間を「香港フード&ワイン・イヤー」と位置づけ、イベントや専用クーポンブックの配布などを実施。関税撤廃により、ワインを手軽に楽しめる環境が整ったことから、もともと人気の高い香港の食事との相乗効果をねらう。イベントは10月20日から11月8日にかけて実施する。このほか、夏にはショッピングでの需要喚起のためのイベントも企画している。また、10月にはシニア層向けに「香港ハイキング・フェスティバル」も開催する。

 なお、香港トラベルマート/アップデート・セミナーは東京以外に大阪と名古屋でも開催。東京と大阪は140名ずつ、名古屋は75名が参加し、現地から来日した29社と情報を交換した。加納氏は「熱心にやり取りをされており盛況」と説明し、成果に満足していると語った。


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