中部、GWの出国者数は5.3%増の5万7500人−入国者数は11.0%減

  • 2009年4月23日
 中部国際空港のゴールデンウィーク(4月28日〜5月6日)における国際線予約状況は、出国者数が前年比5.3%増の5万7500人、入国者数が11.0%減の5万6200人となり、全体で3.3%減となる11万3700人となった。出国のピークは5月2日で9200人、入国のピークは5月5日で8700人となる。

 方面別では、韓国が最も多く1万4300人、続いて2008年トップだった台湾、香港、マカオが1万1600人、中国が8700人となった。韓国方面は機材の大型化やチャーター便の運航回数増加などが影響しているようだ。また、最も減少したのは北米で300人に留まっており、運休や減便のほか、国内線振替の影響で成田からの出国が増加したためと分析する。4月25日から5月6日までの期間で比較すると、韓国の27.1%増をのぞくと全方面で減少しているが、2008年度からの運休や減便を考慮すれば相対的な減少幅は小さいと見ている。

 なお、同期間中の定期便は51便減となる368便で、チャーター便は4便増の19便となった。