JTBワールドバケーションズ（JTBWV）は4月24日から、成田発の価格訴求型商品、「初夏のバーゲン！」の販売を開始する。グアムや台北、サイパンなど13方面、27都市で1万円台からの商品を設定、8500名の販売をめざす。例えば、グアム3日間コースは1万7800円から2万6800円で、航空会社の指定はなくグアムプラザホテルに大人2名1室で宿泊する。このほか、JPスーパーストアで50米ドル以上の商品を購入した際に利用可能な10米ドル券を1枚付ける。設定期間は5月22日から6月30日まで。

　JTBWVによると、成田発商品の予約状況が5月出発が前年比12％増、6月が20％増と好調に推移しているという。JTB広報室では、「5月はGWのボリュームがけん引し、6月は前年が燃油サーチャージ額の高騰などで伸び悩んだ」と好調な理由を説明。ニューヨーク、ロサンゼルス、ラスベガスなどのアメリカ方面で4万9800円から、ロンドン、パリ、ローマなどのヨーロッパ方面で7万8800円からと価格を安価に設定することで、ゴールデンウィーク明けから夏休み前までにさらなる集客を見込む。

　なお、夏休み商品も順次販売を開始しており、「9月は全国発の全方面あわせて160％増（4月20日現在）の伸び」という。9月後半の大型連休で旅行する人が増えているようだ。ただし、9月と比べると8月の取扱人数は多いという。


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