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熱海温泉 宿泊者から抽選で200組400人を招待

 熱海温泉で4月15日から「あたみ温泉ふた旅キャンペーン」が始まった。7月17日までの平日に熱海温泉に宿泊した人の中から、抽選で200組400人に無料宿泊券をプレゼントする。

 キャンペーン事務局では、「不況のなか、需要喚起につながることに期待しています」と話している。

 ふた旅キャンペーンに参加しているのは熱海温泉ホテル旅館協同組合に加盟している43軒と、同じ熱海市の伊豆湯河原温泉、伊豆山温泉、南熱海・網代温泉の旅館ホテル。

 宿泊客は、宿泊先施設で抽選券をもらい応募する。旅行会社経由、直接予約などの予約形態は問わない。

 抽選は5月、6月、7月の3回行い、当選者には電話などで連絡する。無料宿泊券を利用できるのは、春に宿泊した施設で、使用期間は9月1日-12月18日(休前日、花火開催日を除く)。宿泊券に漏れた人にも20人に液晶テレビが当たる。

 また、キャンペーン期間最終盤の7月15、16日の宿泊者には、先着千組に千円をキャッシュバックする。両日は「熱海こがし祭」の日に当たり、神輿7基のほか、山車30数基が町内を練り歩く。

 今回のキャンペーンには熱海市が補助金を出し全面的に支援している。無料宿泊招待分は1人1万5000円と設定し、このうち9割を熱海市が負担する。


情報提供:トラベルニュース社