南アフリカ、O.R.タンボ国際空港の新ターミナルが稼動

  • 2009年4月20日
 南アフリカ観光局によると、O.R.タンボ国際空港のセントラル・ターミナルビル建設がほぼ完了し、新空港ターミナルとして本格的に稼動した。これにより、国際線および、国内線ターミナルが結合するため空港利用客にとって乗継ぎの利便性が向上した。また、ターミナル内の移動時間短縮にもつながるため、航空便の定刻離発着運航率が高まるとの見通しだ。

 また、従来の国際線ターミナルビルはターミナルA、国内線ターミナルビルはターミナルBへと名称を変更し、いずれも出発ロビーが2階、到着ロビーが1階となる。ターミナルA出発ロビー内にある国際線専用カウンターに加え、ターミナルB出発ロビー内にも国内線および、国際線双方のチェックインカウンター75台が新設されるという。これにより、チェックイン手続き時の混雑緩和が見込まれる。

 外資系航空会社を含む一部航空会社はターミナルBへ移動となり、詳細は下記の通り。


▽移動航空会社
南アフリカ航空(SA)、SAエアリンク、SAエキスプレス、キャセイパシフィック航空(CX)、カンタス航空(QF)、エア・ジンバブエ(UM)、マダガスカル航空(MD)、ルワンダエア・エクスプレス(WB)、エア・タンザニア(TC)、エジプト航空(MS)、モーリシャス航空(MK)