アメリカン航空、アジア市場は堅調−レジャーマーケット向けの商品開発も提案

今後の太平洋路線の計画について、「不確かな環境のため見通せないが現在のところ変更の予定はない」という。また、経済危機の影響で企業の出張経費削減などの傾向があり、ビジネスクラスの環境は厳しい」と述べる一方で、ゴールデンウィーク(GW)の全体的な予約状況は、「日並びが良いこともあり、好調」と語った。レジャーマーケットについては、AAの提供するサービスだけでなく、「旅行に行く需要を生み出すためデスティネーションの提案をふまえたプロダクトを展開している」と、日本市場を対象とする旅行商品開発に向けて投資していることを伝えた。カンクンやカリブ海などの商品のほか、昨年秋頃からはエコツアーやクルーズと組み合わせたツアーのほか、コスタリカへのパッケージツアーなどの造成に協力。今後もデスティネーション開発をふまえたレジャーマーケットへの新たな商品の提案をおこなっていく。