トップツアー、2月の海外旅行取扱額は25%減−教育旅行と自社企画は大幅増

  • 2009年4月15日
 トップツアーの2009年2月の旅行総取扱額は、前年比15.3%減の77億148万7000円であった。このうち海外旅行は25.2%減の20億817万円。団体旅行合計は25.5%減で、一般団体は36.2%減となった。ただし、教育旅行団体は21.8%増と大きく伸びた。また、企画商品は他社企画が29.3%減となったものの、自社企画は29.7%増と好調であった。企画商品以外の個人旅行は25.8%減となった。

 海外の取扱人数は、団体が25.7%増、個人が41.2%増と好調に推移。団体では、韓国が409.5%増であったほか、北米が158.7%増、その他アジアが155.9%増、欧州・ロシアが134.9%増となった。個人では、台湾が500.0%増と最も伸び率が高く、韓国は68.6%増、ハワイは16.3%増となった。グアム・サイパンやその他アジアは前年を下回った。全体的に、低単価の旅行の販売が伸びる傾向にあり、取扱人数の増加も売上には結びつかなかった。

 また、国内旅行は15.7%減の52億4031万6000円で、団体旅行は24.9%減、企画商品は16.1%減、その他個人旅行は16.6%減となった。訪日旅行は109.4%増の2億2359万2000円であった。


※訂正案内 (編集部 15日午前9時50分)
訂正箇所:タイトル
 誤:就学旅行
  ↓
 正:教育旅行