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パラオ政観、08年度日本人入島者数は3%増の3万人−多様な魅力アピール

  • 2009年4月9日
 パラオ政府観光局とコンチネンタル航空(CO)は先ごろ、セミナーとワークショップを共同で開催した。年に1度、今回で4回目の開催となり、ホテルやランドオペレーターなどの観光関連業者13社がプレゼンテーションを実施し、会場には100名を超える参加者が集まった。セミナーは、東京、岡山、札幌、福岡など、パラオへの同日乗継が可能なグアムへのCO直行便が運航する8都市のほか、日本航空(JL)との共催により大阪でも開催するという。また、パラオ政観はダイバーのほかシニアや富裕層、女性、ファミリーなどの幅広いターゲットに向け、さらなるパラオの認知向上をはかる。

 2008年度の日本人パラオ入島者数は前年比2.81%増の3万18人となり、過去最高を記録。プラス成長は6年連続で、COではミクロネシアで唯一送客数が伸びていることから、グアムに次いで重要なデスティネーションと位置付けた。

 セミナーでは、100万匹のクラゲが泳ぐジェリー・フィッシュ・レイクや美白効果があるとされる海泥の天然パックができるミルキーウェイ、マッシュルーム型の島々が集まるセブンティ・アイランド、緑豊かなジャングルではガラツマオの滝やカヤックツアー、ほかにもイルカと触れ合える施設のドルフィン・パシフィックやコロール島の水族館など、バラエティ豊かなパラオの魅力をアピール。このほか、リゾートホテルや最新レストランなどの現地観光情報も紹介した。

 このほか、パラオ政府観光局からは、懸念されている空港税の値上げについて、2010年3月までは現状の20米ドルであることを説明した。