JTB西日本は4月3日、日本航空（JL）のチャーター便を利用する中欧のツアーの販売を開始した。8月に2機を借り切って、ルックJTB「夏王　関空から日本航空チャーター便で行く中欧　9日間」と「夏王　関空から日本航空チャーター便で行くクロアチア・スロベニア　9日間」を設定した。座席数はいずれも約350席の予定。中欧のチャーター商品は2006年以来毎年8月に設定しており、すべて完売。またクロアチアとスロベニアも昨年初めて実施し完売しており、今年も高い需要に期待する。

　中欧はプラハとブダペストのオープンジョーで、チェコとオーストリア、スロバキア、ハンガリーを巡る内容の11コースを設定。また、「夏王　関空から日本航空チャーター便で行くクロアチア・スロベニア　9日間」はドゥブロブニクとリュブリアナのオープンジョーで、バルカン半島の4ヶ国を巡る商品など9コースを用意した。

　なお、JTB西日本では2009年度、ピーク時の座席確保や直行便による利便性向上のため、関空発チャーター便を強化する方針。上期は前年比70％増の6000席を目標に掲げる。方面としては、中欧のほかアラスカ、グアム、サイパンなどを予定。すでにゴールデンウィークのグアム、サイパン、パラオや7月のカムチャッカを発売している。


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