JTB中部、静岡空港開港記念ツアーを発売−販売目標は1000名

  • 2009年4月7日
 JTBワールドバケーションズ中部販売本部はこのほど、「ルックJTB」で富士山静岡空港開港を記念したツアーを設定、販売を開始した。今回設定したのは、大韓航空(KE)および、アシアナ韓国(OZ)、中国東方航空(MU)を利用したソウルと中国を訪れる66コース。JTB中部では、同コース記載パンフレットで1000名の販売をめざす。

 ルックJTBでは既に、石川県の小松空港や富山県の富山空港に発着する国際線利用の韓国および中国のパッケージツアーを販売しており、いずれも地元空港利用率が高いという。韓国旅行では富山県の約80%、石川県の約70%の人が地元空港を利用しているほか、福井県では約20%が小松空港からのコースを利用しており、居住地から近い地元空港を利用するニーズは高いと分析。富士山静岡空港は静岡市と浜松氏の中間に位置することから、両市および、近郊エリアの地元空港利用者の需要を見込む。

 今回のコースの設定期間は、開港日の6月4日から9月30日までで、フリープランと観光・食事つきプランをそれぞれ用意した。ソウル商品では、フリープラン3日間でソウルCグレードホテルに宿泊しOZ利用の場合、2名1室利用で大人1名3万8800円から。中国では、静岡/上海線を利用した上海フリープランと、北京、上海の観光・食事つき周遊プランを用意した。上海フリープラン3日間でメリーホテルの2名1室利用で大人1名の場合、4万9800円から。


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