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世界のホテルが平均12%値下げ、都市別で最大41%も−Hotels.com調査

  • 2009年4月1日
 ホテル予約サイト「Hotels.com」の調査によると、2008年第4四半期の世界のホテルの宿泊料は、平均で前年比12%値下がりした。地域別では北米が12%減、ヨーロッパは10%減などと下がっており、アジア太平洋地域は2%減であるものの過去5年間で初の値下がりとなった。

 都市別では、ロンドンが24%減(1部屋1泊あたり平均宿泊料:192米ドル)、ニューヨークは21%減(同:255米ドル)、バルセロナは(同:166米ドル)など。下げ幅が最大であったのはムンバイの41%減(同:186米ドル)で、レイキャヴィクの36%減(同:98米ドル)、クイーンズタウンの35%減(同:95米ドル)、マニラの32%減(同:90米ドル)などが続く。下げ幅が30%以上となった都市は、ムンバイ、ケープタウン(30%減の122米ドル)、レイキャビク、クイーンズタウン、マニラ、ラスベガス(31%減の85米ドル)などであった。一方、カイロ(8%増の183米ドル)、モンテゴベイ(8%増の182米ドル)、イェルサレム(9%増の166米ドル)など、値上がりした都市もあった。

 なお、この調査は世界の6万8000軒のホテルで宿泊客が実際に支払った料金をもとに調査したもの。ホテル側が提示する料金ではなく、実際に支払った料金であるため、対象期間の宿泊料を性格に反映しているという。