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ハワイ、2月の日本人訪問者数は5.5%減−消費額、滞在日数は堅調

  • 2009年4月1日
 ハワイ州観光局(HTJ)によると、ハワイへの2月の日本人訪問者数は前年比5.5%減の9万2789人となった。一方、1日あたりの平均消費額は0.1%減の301.3米ドルとなり、アメリカやカナダなど全体的に落ち込む中で好調であった。HTJディレクターの一倉隆氏は、「3年ほど前は250米ドルから280米ドルが平均的な数値だった」と、微減ながらもこれまでに比べて堅調に推移したことを評価。1回あたりの旅行に使う1人の消費額も3.1%増の1715.5米ドルと増加したという。平均滞在日数も3.2%増の5.69日と堅調に推移している。

 このほか、マウイ島への日本人入島者数は29.4%減の4955人と大幅に減少。HTJでは、宿泊施設の単価が他の島と比べて平均的にみて高価であることなどが影響しているのではないかとの見解を示す。しかし、1月の実績をみるとハネムーンやウェディングが伸びていることからも、現在、マウイ観光局ではウェディングやバウリニューアルなどを含めた「ロマンスミーマウイ」と題したプロモーションを展開しており、今後挽回できると期待する。さらに、4月28日にはマウイの販売に注力するJTB首都圏が旅行会社を対象にしたマウイセミナーを開催、ロマンスマーケット向けの販売についても説明される予定だ。