KNT、軍艦島上陸ツアー設定、近代化産業遺産群のスタディツアーを継続展開

  • 2009年3月30日
 近畿日本ツーリスト(KNT)は今後、日本産業の近代化に貢献した「近代化産業遺産」にスポットをあて、各地の産業遺産を訪問して深く掘り下げる学習型ツアーを商品化していく。第一弾として、「軍艦島」と呼ばれる長崎県の端島炭鉱に上陸する「軍艦島上陸と長崎近代化産業遺産群」を販売した。

 軍艦島は今年4月末から、長崎市の条例に基づいて島への上陸が許可される。これにあわせてKNTではNPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」の協力を得てツアーを企画。同NPOの理事長である坂本道徳氏がツアーに同行し、解説を担当する。

 出発日は4月24日発、25日発の2泊3日と4月25日発、26日発の1泊2日で、全5コースを設定。いずれも現地参加と羽田発着を用意する。旅行代金は現地参加の場合で、1泊2日のツアーが2万6800円から、2泊3日のツアーが3万4000円から。


▽関連記事
ブームの兆し、「産業遺産」(1)軍艦島(長崎県長崎市)(2009/01/26)