成田夏スケジュール、国際線旅客便は2864回−冬スケから61回減少

  • 2009年3月27日
 成田国際空港の2009年夏スケジュール(3月29日〜10月24日)で、国際線旅客便の週間発着回数は冬スケジュールから61回減の2864回となる見込みだ。成田空港会社が4月5日から18日までの発着回数をベースに算出したもので、夏ダイヤとしては過去第3位となる。2008年から続く世界不況などにより航空需要の低迷が引き続き見込まれる中、減収リスクを最小化するために航空会社が路線再編や機材の小型化などが反映される結果となった。一方、国内線は2008年冬スケジュールと変わらず266回で、夏冬を通して過去最高を維持した。

 国際線旅客便の増減では、全日空(NH)のムンバイ線や上海線、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のロンドン線などが減便。また、エア・パシフィック航空(FJ)はナンディ線を運休する。一方、ジェットスター航空(JQ)がケアンズ線やゴールドコースト線の08年12月に就航したほか、増便の予定もあるという。


▽航空会社別就航便数一覧
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