成田、A滑走路の運用を再開、JLとNHの成田発便は通常通りの運航へ

  • 2009年3月25日
 3月24日午前9時10分、23日に終日閉鎖していた成田国際空港(NAA)A滑走路の運用が再開された。日本航空(JL)、および全日空(NH)の日系2社は、既に予定している欠航便、遅延便をのぞき、通常通りの運航を予定していると発表。これにより、JLは24日成田着で13便、25日成田着で7便、NHは24日成田着で5便は欠航となるが、24日の成田発便は通常通りの運航するとしている。JLとNHとも、欠航便の搭乗予定客に対し、旅行を取りやめる場合はキャンセルチャージを免除する対応をしている。また、ノースウエスト航空(NW)は昨日、7便の到着便が欠航、ダイバートとなったが、本日は成田発で運航する予定で、欠航の予定はない。

 なお、NAA広報室によると、23日午後11時00分時点での空港滞留者は第1ターミナルが約400人、第2ターミナルが約200人のあわせて約600人におよんだという。NAAでは出発ロビーから到着ロビーにかけて、水やクラッカー、寝袋を配布し対応していた。また、滑走路の補修作業は24日午前8時頃までに終了させ、午前9時頃までに機体残骸の撤去作業が完了。安全確認や点検作業を含めて同時刻での再開が可能となった。




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