ヒルトン・グランド・バケーション、日比谷に営業拠点を開設−販売好調

  • 2009年3月16日
 ヒルトン・グランド・バケーション・クラブ(HGVC)はこのほど、日比谷に国内5ヶ所目の営業拠点となるバケーション・ギャラリーを開設した。世界的な経済危機の中でもHGVC全体で売上が24%増加するなど好調で、日本でも販売増をめざす。タイムシェア物件の日本人オーナーは現在約2万人にのぼり、満足度の高さから2件目の購入や大きな物件への買い替えも多いという。

 日本市場での顧客層は団塊世代が多いものの、30代や40代も多いといい、HGVCでは、生涯泊まることができるメリットが浸透してきていると分析する。日本市場では96%から97%がハワイの物件を購入しており、日比谷バケーション・ギャラリーでも2008年12月に完成した「グランド・ワイキキアン」と「キングス・ランド」の縮小モデルを展示し、アピールする。

 旅行会社との協力の可能性について、ヒルトン・リゾーツ・マーケティング・コーポレーション総務マネージャーの鶴賀宏治氏は、「海外物件を販売する以上、航空券は不可欠」と強調。また、旅行会社パンフレットでの、体験宿泊をパッケージ化した商品の掲載も継続的に実施していることも説明した。