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オーストラリア政観、ディスプレイコンテスト優勝店にHISマップ京都を選出

  • 2009年3月11日
 オーストラリア政府観光局(TA)は、旅行会社を対象とした店頭ディスプレイ・コンテストにおいて、優勝店舗としてHISマップ京都営業所を選出した。先ごろ、来日したTAシドニー本局より日本・アジア統括本部長のリチャード・ビア氏、TA日本局長の堀和典氏が同店舗を訪問し、優勝店舗を表彰した。

 今回の受賞について、HISマップ京都営業所のスタッフは「スタッフ全員が夜遅くまで残り、オーストラリアのパンフレットなどを参考にしながら作成した。本気で1位をねらっていたので嬉しい」とコメント。ディスプレイ・コンテストの参加をきっかけにスタッフのオーストラリアに対する興味が深まり、受賞したことでオーストラリアの販売へのと意欲が高まったようだ。

 ディスプレイ作品は、オーストラリアの世界遺産や動物を紙ねんどで工作。さらにオーストラリアを訪れた経験のあるスタッフが、写真にそれにまつわるストーリーを書き添えた写真集を作成するなど、手作り感とオーストラリアの世界遺産全体を表現していることが今回、選出したポイントとなったという。

 今回のディスプレイ・コンテストでは、ディスプレイ用のグッズを請求店舗数は724店舗で、2007年の第1回目の547店舗から増加。さらに、実際にコンテストに応募した店舗は180店舗で前回から3倍以上の増加している。大きく増加した要因について、堀氏は「他の店舗との差別化をはかられている中で、オーストラリアの世界遺産のテーマが受け入れられやすかったのではないか」と評価。ディスプレイ・コンテスト後も旅行会社からは「スタッフの勉強になった」「お客さんも集まった」「今後も継続して欲しい」という感想が寄せられているという。

 ビア氏は「日本は実際にブッキングに繋げるための一押しは、旅行会社の店頭にある」と旅行会社の店頭の重要性を認識。今後も販売に繋がるような支援や教育プログラムツールの開発に努めていきたい考えだ。