旅行業倒産件数、2月は小規模倒産が4件−宿泊業は11件

  • 2009年3月11日
 東京商工リサーチ(TSR)によると、2月の旅行業倒産件数は4件(前年:0件)となり、負債額は3億円(同:1億6000万円)となった。比較的小規模の地方の旅行業者であったため、負債総額が1億円前後となっている。TSRでは、市況悪化の影響により全業種の倒産が増加傾向にあることから、旅行業においても予断はできないと予測する。

 また、宿泊業倒産件数は11件(同:9件)で、負債額は50億2400万円(同:27億7800万円)となり件数、負債額ともに前年を上回った。