観光活性化フォーラム
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D/S養成講座、合格者数が過去最高の1404名、初年度のタイ、エジプトも多く

  • 2009年3月4日
 日本旅行業協会(JATA)などで構成するトラベル・カウンセラー制度推進協議会は先ごろ、2008年度のデスティネーション・スペシャリスト(D/S)養成講座の認定試験を実施、前年比7.0%増の1754名が受験し、14.7%増の1404名が合格した。

 受験申込者数、合格者数が最も多かったのは「ハワイ」で、合格者数は340名。次いで、「イタリア・マルタ」「オーストラリア」と続き、2008年6月からスタートした「タイ」も4番目に多く107名が合格した。また、2008年の10月にスタートしたエジプトも61名の合格者があり、新規講座にも多くの関心が集まったようだ。

 今後、合格者はD/S認定を希望し、要件を満たしている場合、3月27日までに認定申請をすることになる。JATA研修・試験部では、今回の申請で既認定者をあわせると、3500名近くのデスティネーション・スペシャリストが誕生すると見込んでいる。


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