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バンクーバー冬季五輪まであと1年、カウントダウン開始−観光局がイベント開催

  • 2009年2月16日
 カナダ観光局(CTC)とブリティッシュ・コロンビア州(BC州)観光局は2月12日、「バンクーバー2010オリンピック/パラリンピック冬季競技大会(バンクーバー冬季五輪)」の開幕までちょうど1年の節目であることから、カナダ大使館でメディア向けにカウントダウンイベントを開催した。イベントではカウントダウン・ボードの除幕式を実施し、駐日カナダ大使のジョナサン・フリード氏は、「(冬季五輪やその前後のイベントを通して)カナダの素晴らしいところを体験してほしい」とアピールした。

 フリード氏はバンクーバー冬季五輪の特徴も説明。大会は2010年2月12日から、バンクーバーとウィスラーで開催される。ホストシティとなるバンクーバーは環境保全に対する意識が高く、環境に配慮した「サスティナブルなオリンピック」を目指している。今回オリンピックのために新設された会場や施設も、廃棄物、排気、有害物質や燃料消費、水の利用を最小限に留めるようデザインされているという。アルペンスキー会場となるウィスラーのリゾートは、1968年の冬季五輪会場になることを見据えて開発されたため、冬季五輪の開催に適した場所となっているという。また、今回の大会は、オリンピックでは史上初めて、先住民が公式パートナーとして参加することも決定している。

 イベントではこのほか、CTCとBC州観光局が現地の最新情報を紹介。さらにBC州に馴染みの深い、俳優の時任三郎氏と登山家の三浦雄一郎氏、エッセイストの桐島ノエル氏の3名がトークショーを実施した。3名は、BC州での滞在経験から、自然に恵まれた環境の美しさやそこで暮らす人々の価値観、一年中楽しめるスキー場、原生林の中での乗馬体験など、BC州の魅力を紹介した。

 なお、カウントダウン・ボードは、大会の開幕まで大使館の外壁に設置し、通行人にアピールする予定だ。