エジプト、観光振興年で観光素材の多様性をアピール−日本向け予算も増加
エジプト大使館エジプト学・観光局とエジプト大使館は1月29日、2009年のエジプト観光振興年オープニングレセプションを開催した。エジプト観光振興年で、日本においてはゴルフやダイビング、サファリなどエジプトの新しい観光素材の認知向上をはかるとともに年配やカップル、若年層、企業関係者など幅広い世代へアプローチする。エジプト大使館エジプト学・観光局観光参事官のイブラヒム・カリール氏は、「世界的な経済危機に直面する中で挑戦しなければならない」として、「旅行会社や航空会社、日本旅行業協会(JATA)など関係各社と協力して乗り越えたい」と意欲を示した。
カリール氏は、エジプトへの全世界からの訪問者数のうち日本人は少ないものの、まだ知られていない多様な観光素材を認知してもらい、需要喚起につなげたいと説明。07年は日本人訪問者数が前年比47%増の約13万人となった一方、08年は10%未満の減少率となるだろうと予測した上で、「今年は2007年の数字を維持したい」と強調。09年は観光振興年であることから、08年よりも予算を増やして大規模なプロモーションを展開していく方針を示した。
具体的な活動としては、3月31日から4月5日までは国立レダ民族芸能団によるパフォーマンスを東京と埼玉で開催するほか、6月27日から9月21日まで横浜で開催するエジプト観光週間にて「海のエジプト展」を実施する。さらに、東京国際ブックフェアや東京国際映画祭などへの参加のほか、旅行会社向けのセミナーやメディア親睦会も開催する予定だ。
▽定番商品との組み合わせで新たな観光素材の提案を
レセプション会場では、観光振興年にあわせて新たな商品の造成や販売強化に向けた動きが感じられた。例えば、ゴルフやダイビングは他のリゾートと競合するため、「定番商品にうまく組み込んで提案することで認知度をあげていけるのではないか」との意見があった。このほか、ピラミッドや遺跡などのシーズンは主に11月から2月であるのに対し、5月から7月の夏場にダイビングやゴルフなどのツアーを催行する旅行会社もあるようだ。
カリール氏は、エジプトへの全世界からの訪問者数のうち日本人は少ないものの、まだ知られていない多様な観光素材を認知してもらい、需要喚起につなげたいと説明。07年は日本人訪問者数が前年比47%増の約13万人となった一方、08年は10%未満の減少率となるだろうと予測した上で、「今年は2007年の数字を維持したい」と強調。09年は観光振興年であることから、08年よりも予算を増やして大規模なプロモーションを展開していく方針を示した。
具体的な活動としては、3月31日から4月5日までは国立レダ民族芸能団によるパフォーマンスを東京と埼玉で開催するほか、6月27日から9月21日まで横浜で開催するエジプト観光週間にて「海のエジプト展」を実施する。さらに、東京国際ブックフェアや東京国際映画祭などへの参加のほか、旅行会社向けのセミナーやメディア親睦会も開催する予定だ。
▽定番商品との組み合わせで新たな観光素材の提案を
レセプション会場では、観光振興年にあわせて新たな商品の造成や販売強化に向けた動きが感じられた。例えば、ゴルフやダイビングは他のリゾートと競合するため、「定番商品にうまく組み込んで提案することで認知度をあげていけるのではないか」との意見があった。このほか、ピラミッドや遺跡などのシーズンは主に11月から2月であるのに対し、5月から7月の夏場にダイビングやゴルフなどのツアーを催行する旅行会社もあるようだ。