Marriott Bonvoy

フランス政観、パリ以遠の魅力を紹介−プロヴァンスの料理を学ぶ旅

  • 2009年1月29日
 フランス政府観光局はこのほど、南仏プロヴァンス地方のホテル・レストランを紹介するプレス向けのプレゼンテーションを開催した。フランス政観では「パリから先のフランス」としてパリ以遠のフランス各都市に滞在する旅行を提案しており、今回はプロヴァンス地方で料理教室を開催するプティ・ホテル「ドメーヌ・ド・ヴァルムリアンヌ」を紹介。

 同ホテルでは2名から10名が参加できる料理教室を開催しており、ホテルに滞在しながら本場のプロヴァンス料理を学ぶことができる。オーナーのマルチナ・カペル氏は「名所旧跡をめぐるツアーではなく、奥深いフランスを知ってもらいたい」として、昨年に続き、セールスコールで2度目の来日をした。料理教室を開始したのは約6年前で、もともとは地元民のためだったものを外国人観光客にも実施。現在はアメリカ、オーストラリアからの外国人観光客が多く、日本人はこれまでに3グループのみ。日本市場に対し、「数としては少ないが、日本人はフランス料理に興味を持っている」と認識していることから、小規模ホテルならではの過ごし方と地元食材を使用した本格的な料理教室をアピールする。旅行会社のほか、料理学校なども訪問しており、パッケージツアーへの組み込みや本場のフランス料理を実践的に学ぶ旅行を提案している。

 料理教室は主に午前中に実施し、開催回数などもフレキシブルに対応できるという。英語もしくはフランス語での授業となるが、通訳を付けることもできる。また、地元のヤギのチーズ作りを見学したりローマ遺跡やラベンダー畑を訪れる周辺観光と組み合わせることも可能だ。

 同ホテルは、パリからアヴィニョンまで約1時間のフライト、空港から車まで30分ほどの距離に位置しており、プロヴァンス地方の中心であるサン・レミまでも歩いて20分だという。また、シャトー&ホテル・コレクションのメンバーでもあり、客室は1室のジュニアスイートを含めて13室。プールやテニスコートを備えた4ツ星ホテルとなる。