年末年始は「自宅でのんびり」4割、海外旅行は手控え−フォートラベル調査

  • 2009年1月29日
 フォートラベルがユーザーを対象に実施した「年末年始の旅行動向調査」によると、休暇中の過ごし方は「自宅でのんびり過ごした」が40.1%と最も多かった。同社が旅行動向調査をするのは2008年の「夏の旅行動向調査」に続いて2回目のこと。前回調査と比較すると、海外旅行は夏休みの35.0%から19ポイント減少し、15.7%と3番目に多い過ごし方になった。年末年始の過ごし方の2番目は帰省で16.4%。宿泊をともなう国内旅行は4番目に多く、14.2%であった。旅行費用の平均額は海外旅行は21.4万円で夏の旅行とほぼ同額。国内旅行は0.9万円高くなったものの、帰省は1.1万円減少した。

 なお、2008年12月20日から2009年1月12日までのフォートラベルに投稿されている旅行記で、投稿数の多い都市は「ソウル」「台北」「香港」で、近距離のアジアの人気が顕著であった。1位のソウルはショッピングやグルメを目的とするものが多く、台湾はショッピングやグルメのほか、寺院や夜市を訪れた旅行記も多かったという。香港はマカオとセットに訪れるケースが多く、香港でショッピングとグルメ、マカオで世界遺産を巡る旅行記が多かったようだ。同調査は1月7日から1月14日まで実施し、サンプル数は668人であった。


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