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オーストラリア政観、映画「オーストラリア」公開にあわせシネマ広告開始

  • 2009年1月28日
 オーストラリア政府観光局(TA)は、映画「オーストラリア」の日本公開にあわせ、観光プロモーション用のシネマ広告「Come Walkabout(カム・ウォークアバウト)」を制作、2月14日から東京と大阪で開始する。これは2月末から日本で公開される映画「オーストラリア」と同じコンセプトで作られたもので、監督も同映画と同じバズ・ラーマン監督が担当。「本当の自分に還る」をテーマに、ストレスの多い現代人に本来の自分を取り戻す機会としての旅が必要で、その旅行先となる大地がオーストラリアであるとのメッセージを込めた。これにあわせて先ごろ開催した試写会で、TA日本局長の堀和典氏は「先住民族のアボリジニが生きていくための知恵、大人になるための儀式である“ウォークアバウト”が『自分自身と向き合う、本当の自分に還る』と表現されている。人生のウォークアバウトの地としてオーストラリアを選んでもらえるよう、魅力を伝えていきたい」と話した。同映画は海外でも公開されており、同広告も世界22ヶ国で実施する。

 また、今回のシネマ広告は、現在実施中の世界遺産キャンペーンとも連動。同キャンペーンではオーストラリアの16の世界遺産にまつわる「ストーリー」を、オーストラリアにゆかりのある著名人が「ストーリー・テラー」として登場し、紹介している。試写会には今回のストーリー・テラーであるジョン・カビラ氏も登場。「オーストラリアの美しい空気を吸い、自然に触れ、多様なアクティビティを楽しめば、誰でも素晴らしいストーリーを語ることができる。皆さんのストーリーを多くの方々に伝え、オーストラリアファンを増やしてほしい」と話した。