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日本香港観光交流年で覚書、JNTOとHKTBが協力

  • 2009年1月28日
 観光庁長官の本保芳明氏と香港特別行政区政府観光コミッション・コミッショナーのマーガレット・フォン氏はこのほど、「2009日本香港観光交流年」の推進にあたり覚書を交わした。交流年に関連する各種行事の展開を通じて相互の渡航需要の喚起をはかり、双方向の観光交流の促進や友好関係の強化を進めることを決定。また、その過程で民間の企業や団体との連携を積極的に進めることも明記した。

 具体的には、双方が日本政府観光局(JNTO)と香港政府観光局(HKTB)の求めに応じ、互いの国・地域の市場動向を的確に把握できるよう、保有する情報を提供。民間企業や団体に対しても、情報提供の協力を要請する。また、自らの国・地域内で、相手国・地域側が事業を実施する際には、JNTOとHKTBが連携してメディアなどへの働きかけをするなど、活動支援を積極的に実施する。


▽HKTB、プロモーション概要を決定

 HKTBは、交流年にあわせて実施する各種のプロモーションの概要を決定した。2月からは、香港を訪れる日本人旅行者全員が利用できるトラムの無料乗車クーポンや、香港のホテル、レストランなどでサービスが受けられる「日本香港観光交流年特典クーポンブック」を配布する。また、4月以降には2階建てトラムと沿線を紹介する「香港トラムガイド」や、地元の安くておいしいグルメを掲載する「香港B級グルメガイド」を発行。クーポンブックやガイドは、HKTBの東京と大阪のオフィスなどで配布する。

 このほか、7月には六本木で文化やライフスタイルを紹介するイベント「香港ウィーク」を開催。VISAカードとの共同プロモーションも予定している。