楽天トラベル、英語サイトに新システム導入−インバウンドの取り込みを強化

  • 2009年1月20日
 楽天トラベルは1月15日、同社が運営するインバウンド向け外国語サイトの英語版において、利用者のニーズに合った宿泊プランの検索や予約ができる新システムの提供を開始した。これは、宿泊施設の担当者が多様なニーズに対応した宿泊プランを簡単に作成できるというもの。これまでは部屋タイプのみのプラン紹介だったが、季節ごとのプランや料理内容、割引などの付加価値を付けたプランの作成で販売促進につなげることを目的としている。日本語の選択肢を選ぶとシステムが自動で翻訳するようにし、外国語が苦手な担当者でも簡単な操作で施設独自のプランを設定できるようにした。

 楽天トラベルでは、インバウンド向けに英語、中文簡体字、中文繁體字、韓国語の4言語の外国語サイトを運営。09年1月現在、外国語サイトに参画する施設数は前年同月比33%増と順調に増加しており、今後も宿泊施設と利用者双方にとって利便性の高いサイトの構築をめざす。