09年版エアラインランキングはシンガポール航空が2年連続1位−地球の歩き方

  • 2009年1月16日
 ダイヤモンド・ビッグ社が2007年11月から2008年10月まで実施した、「2009年版地球の歩き方エアライン・ランキング」によると、総合ランキング第1位は昨年に引き続きシンガポール航空(SQ)となった。第2位は昨年3位から順位をあげたヴァージン・アトランティック航空(VS)、第3位は昨年6位から上昇したオーストリア航空(OS)であった。

 これは、実際に搭乗した利用者の満足度を、クラス別と8部門別に評価したランキングで、今回の有効回答数は3392名。1位のSQは、世界初の総2階建て航空機エアバスA380型機が2008年5月に日本に就航し、搭乗した人たちからの評価が集まったという。2位のVSは、安全性や機材、機内食、エンターテインメントなどの部門で高評価となり、特に接客サービスが好評でランキング上昇したようだ。ダイヤモンド・ビッグ社が今回最も注目したのは3位のOS。2007年が11位、2008年が6位と毎年着実に順位を上げ、利便性で1位、接客サービスや機内食などの部門でも高評価を得ている。2008年は東欧や中欧への旅行が人気だったため、このエリアへのネットワークが充実するOSを利用する人が増えた結果、初めて搭乗した人からの評価を受けてランクアップしたという。


▽2009年版 地球の歩き方エアラインランキング
http://www.arukikata.co.jp/webmag/airlineranking


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