復興航空、日本発台湾チャーター本格化−販売代理店設け年度内50本以上目標

  • 2009年1月16日
 台湾の復興航空(GE)は、日本発台湾チャーターの本格的な取り組みに向けて、旅客販売代理店を指名し、1月13日から販売体制を稼動した。GEはこれまで、2008年4月の秋田へのチャーター便を皮切りに主に台湾発のチャーター便を運航してきたが、今後日本発のチャーター便の取り組みを積極化する。販売代理店は日本全国をカバーできるよう3社を指名しており、これまでに運航実績のある山形や函館、釧路、南紀白浜の地域以外からも需要を取り込みたい考え。初年度は50本以上の運航をめざす。販売代理店については、下記を参照のこと。

 なお、GEは1951年設立で、台湾国内線を運航する航空会社としてスタートし、1995年にマカオへ定期便を就航して国際線に進出。日本路線で使用する機材はエアバスA321型機で、座席構成はビジネスクラス12席とエコノミークラス168席。エコノミークラスの食事は2種類のホットミールから選択し、飲み物はソフトドリンクのほかビールを用意している。ビジネスクラスでは、食事などのサービスを差別化し、飲み物はワインやウィスキーも提供するほか、台北桃園空港ではラウンジも使用可能だ。


▽GE旅客販売代理店
・ケイエムプランニング(北海道・東北・関東地区担当)
住所:仙台市青葉区大町2-11-12-305
TEL:022-341-4635
FAX:022-341-4677

・レペットエンタープライズ(中部・北陸・東海・近畿・中四国地区担当)
住所:奈良市神功4-19-7
TEL/FAX:0742-71-0901

日本フライトマネージメント(九州・沖縄地区担当)
住所:福岡市中央区長浜1-1-1 KBCビル
TEL:092-752-6601
FAX:092-752-1261


▽関連記事
JATA、チャーター促進の枠組みを具体化−課題と活用例を集約・共有(2009/01/15)

チャーター規制が緩和、全路線で50%個札可能、100%も−第三国問題も柔軟化(2008/12/12)