観光活性化フォーラム
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JATA、3月に「消費者視点の経営」に役立つセミナー−他業種有名企業が講演

  • 2009年1月15日
 日本旅行業協会(JATA)は3月、東京・名古屋・大阪で「消費者の視点に立った経営」の実現に役立つセミナーを開催する。これは、消費者庁の設立の動きなど、消費者指向の経営でなければ企業が成り立たない時代になりつつあるなかで、そうした経営を旅行業で実現するためのヒントを学ぶもの。開催地ごとに、花王やサントリー、パナソニックなど他業種の有名企業の担当者が、消費者の声を商品やサービスなどの改善に活かす方法を解説。また、ハードクレーマーへの対処方法についても専門家の弁護士が講演する。参加対象は経営者や管理職、お客様相談担当責任者で、参加費は2000円。

 なお、このセミナーはJATAの「業務改善委員会」が主催するもの。業務改善委員会は、以前の苦情調停委員会を組織変更したもので、苦情調停委員会が主に個別の苦情について「事後処理」を担ってきたのに対し、業務改善委員会では、そうした意見を商品やサービスにどう活かすかを念頭に置いているという。


▽JATA「お客様の声を企業経営に活かす!マネジメントセミナー」
・名古屋
日時:3月5日 13時30分〜17時00分
会場:名古屋ダイヤビル2号館会議室
定員:120名
講師:中村嘉男弁護士/サントリーCSRコミュニケーション本部コンプライアンス推進部専任部長、消費者専門家会議専務理事・川野洋冶氏

・東京
日時:3月10日 13時30分〜17時00分
会場:全日通霞ヶ関ビル8階ホール
定員:250名
講師:渋澤直之弁護士/花王生活コミュニケーションセンター長・堂園正毅氏

・大阪
日時:3月12日 12時30分〜16時00分
会場:ホテル京阪京橋
定員:200名
講師:三浦雅生弁護士/パナソニックCS推進センターVOC室長・梶山泰男氏