南アフリカ、ワールドカップのインフラ整備着々と−治安対策も十分
国際サッカー連盟(FIFA)は12月15日、プレスブリーフィングを開催し、2010年のFIFAワールドカップ南アフリカ大会に向けた準備の進捗状況について説明した。FIFA会長のジョセフ・ブラッター氏は冒頭、「本当に大丈夫か、と疑問を投げかける人がいるが、2010年のワールドカップは問題なく南アフリカで開催される」と強調した。南アフリカ組織委員会CEOのダニー・ジョーダン氏も、スタジアムや空港、交通などインフラ面の整備が着々と進んでいることを説明。インフラ整備の予算も94%は確定しているという。また、在日南アフリカ大使館次期大使のG・J・グロブラー氏も「交通網やIT設備、通信環境などの整備計画も着実に進んでいる。日本人訪問者数は現在3万5000人の規模だが、ワールドカップを契機に4万5000人から5万人に増加して欲しい」と語った。
会場からの質問では治安や安全について不安視する声も聞かれたが、グロブラー氏は「改善に向けて15億ランド(約135億円)を投資している」と説明。4万1000人の警察官の増員や監視カメラの設置が進み、すでに治安が改善する傾向があるという。現在、法整備を含めて2010年までの戦略を立てており、北京オリンピックなどにも担当者を送って研究しているという。ワールドカップが開催される全エリアで安全が確保される計画で、ジョーダン氏も「夜でも安心してレストランに行ってもらえる。試合だけでなくアトラクションやイベント、食事なども楽しんで」とアピール。なお、これまでに開催されたスポーツの国際大会でも問題は起きていないという。
また、ブラッター氏は、2010年に向けて安全に関するインフラやシステムの改良を進めることで、2010年以降の旅行者に対してもより良い治安を提供できることを説明。その上で、「ワールドカップによって南アフリカの安全は改善する」と明言した。
会場からの質問では治安や安全について不安視する声も聞かれたが、グロブラー氏は「改善に向けて15億ランド(約135億円)を投資している」と説明。4万1000人の警察官の増員や監視カメラの設置が進み、すでに治安が改善する傾向があるという。現在、法整備を含めて2010年までの戦略を立てており、北京オリンピックなどにも担当者を送って研究しているという。ワールドカップが開催される全エリアで安全が確保される計画で、ジョーダン氏も「夜でも安心してレストランに行ってもらえる。試合だけでなくアトラクションやイベント、食事なども楽しんで」とアピール。なお、これまでに開催されたスポーツの国際大会でも問題は起きていないという。
また、ブラッター氏は、2010年に向けて安全に関するインフラやシステムの改良を進めることで、2010年以降の旅行者に対してもより良い治安を提供できることを説明。その上で、「ワールドカップによって南アフリカの安全は改善する」と明言した。