フランス、ツール・ド・フランスの人気に期待、09年はモナコからスタート
フランス政府観光局は12月15日、メディア向けにツール・ド・フランスに関する情報を提供する観光プレゼンテーションを実施した。これにあわせて、ツール・ド・フランス主催者のアモリー・スポーツ・オーガニゼーション(ASO)から大会総合ディレクターのクリスティアン・プリュドム氏らが来日。プリュドム氏は、「ツール・ド・フランスはただのスポーツではなく、3週間で1000万人から1200万人もの人々が観戦する祭典でもあり、フランスの文化と言える。レースだけでなく、その地方独特の食事や文化を楽しめるため、フランスを『発見』するのに最も良い方法の一つ」とアピールした。
2009年の第96回ツール・ド・フランスは、7月4日にモナコを出発。マルセイユやモンペリエ、コルマール、アヌシー、モントロー・フォー・ヨンヌなどを経由して7月26日にパリのシャンゼリゼに到着する。総走行距離は3445キロメートルで、バルセロナなどにも立ち寄る。山岳ステージを2週間以上にわたって振り分けたことで、最後まで白熱した戦いを観ることができるコースという。プリュドム氏のおすすめは、第1週であればプロヴァンス地方でゴッホの足跡とブイヤベース、第2週ではブルゴーニュ地方で世界遺産のヴェズレーの教会やワイン、第3週であればパリのゴール時の熱気という。
日本では、スポーツ専用チャンネルの「JSPORTS」が現地から生中継しており、近年は自転車が映画や漫画の題材になるなど人気が上昇中。12月13日にプリュドム氏も出席して開催したファンイベントでは、夜間のイベントであったが500名以上が集まったという。来年は日本人選手が出場することもあり、注目度が高まる可能性もある。フランス政府観光局プロモーション担当の山本啓介氏は、「ツール・ド・フランスを目的にフランスに行く人はコアなファンが中心」としつつ、「既存のコースに部分的に組み合わせて、例えばパリの都市的なイメージだけでなく、山岳地帯の雰囲気も体験して欲しい」と期待をよせる。また、「コアなファン」には、選手たちと同じコースを走れるプログラムも用意されているという。
2009年の第96回ツール・ド・フランスは、7月4日にモナコを出発。マルセイユやモンペリエ、コルマール、アヌシー、モントロー・フォー・ヨンヌなどを経由して7月26日にパリのシャンゼリゼに到着する。総走行距離は3445キロメートルで、バルセロナなどにも立ち寄る。山岳ステージを2週間以上にわたって振り分けたことで、最後まで白熱した戦いを観ることができるコースという。プリュドム氏のおすすめは、第1週であればプロヴァンス地方でゴッホの足跡とブイヤベース、第2週ではブルゴーニュ地方で世界遺産のヴェズレーの教会やワイン、第3週であればパリのゴール時の熱気という。
日本では、スポーツ専用チャンネルの「JSPORTS」が現地から生中継しており、近年は自転車が映画や漫画の題材になるなど人気が上昇中。12月13日にプリュドム氏も出席して開催したファンイベントでは、夜間のイベントであったが500名以上が集まったという。来年は日本人選手が出場することもあり、注目度が高まる可能性もある。フランス政府観光局プロモーション担当の山本啓介氏は、「ツール・ド・フランスを目的にフランスに行く人はコアなファンが中心」としつつ、「既存のコースに部分的に組み合わせて、例えばパリの都市的なイメージだけでなく、山岳地帯の雰囲気も体験して欲しい」と期待をよせる。また、「コアなファン」には、選手たちと同じコースを走れるプログラムも用意されているという。