トリップアドバイザー、アジアで人気上昇中の観光地ランキング20を公表

  • 2008年12月12日
 トリップアドバイザーはこのほど、世界の旅行者による人気急上昇中のアジアの観光地について、「アジアの“これから”注目の観光地トップ20」として公表した。このトップ20のうち、1位はインドネシアのバンドン、2位はフィリピンのバタンガス、3位はフィリピンのタガイタイとなった。日本の観光地は9位に函館、14位に長野、20位に高山と3都市が入った。このランキングは2007年9月から2008年9月までのトリップアドバイザーのグローバルウェブサイトのユニークユーザー数、クチコミ投稿数、ページビュー数、旅の質問箱への参加数などを総合的に考慮した「Travel Cast」という指標を用いている。

 一位のバンドンをもつインドネシア共和国文化観光省日本地区事務所では、バンドンについて「ジャカルタから2時間圏内というアクセスの良さ、昔懐かしいたたずまいが人気」という。また、9位になった函館国際観光コンベンション協会は「函館は、日本で最初の国際貿易港として開港した土地。現在、台湾からのチャーター便は年間600便が運航しており、『地域ブランド調査2008』でも2位にランキングされ、日本での高い評価が外国の方々へも浸透している」としている。なお、ランキングの詳細は下記のとおり。


▽アジアの“これから”注目の観光地ランキング トップ20
1位 バンドン、インドネシア
2位 バタンガス、フィリピン
3位 タガイタイ、フィリピン
4位 ラオアグ、フィリピン
5位 ジョグジャカルタ、インドネシア
6位 黄山、中国
7位 シアヌークビル、カンボジア
8位 ヴィエンチャン、ラオス
9位 函館、日本
10位 コーヒョン、台湾
11位 スービック、フィリピン
12位 クアラトレンガヌ、マレーシア
13位 エル・ニド、フィリピン
14位 長野、日本
15位 メルシン、マレーシア
16位 ダグパン、フィリピン
17位 ウナワトゥナ、スリランカ
18位 パトン、タイ
19位 ジャカルタ、インドネシア
20位 高山、日本