タヒチ観光局、スペシャリスト増加をめざし体制強化の方針

  • 2008年12月10日
 タヒチ観光局は、タヒチ・スペシャリスト養成講座の「ティアレ・タヒチ・エージェント」を、引き続き強化していく方針だ。この養成講座は2005年7月に開始、現在まで 275名が参加、このうち77名が正規認定者だ。タヒチ観光局では正規認定者を増やすために、東京で開催している養成講座用のセミナーの開催頻度を月1回から増やすことも視野に入れる。

 タヒチ・スペシャリストの正規認定に至るまでには、オンライン・プログラムの受講、養成講座用セミナーの参加、タヒチへ3組6名の送客実績と3段階の要件があり、正規認定者は任意で現地での研修旅行にも参加できる。現在、正規認定者の65%が関東圏の旅行会社の勤務者であることから、札幌、仙台、名古屋、福岡などの地方都市で開催する通常のデスティネーション・セミナーも継続開催し、参加を呼びかけていく。タヒチ観光局マーケット・リレーションの武田光弘氏は「1回のセミナー開催で地方からの参加者数が顕著に伸びたわけではないが、地道に続けていきたい」と、継続した活動を進めていく考えを示した。