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ビジットおきなわ1000万人へ 18日に総決起大会

 「沖縄観光の未来を考える会」(会長・新垣安男トップツアー沖縄支店長)は12月18日、沖縄県那覇市のパシフィックホテルで第3回「沖縄観光の未来を考える総決起大会」を開き、沖縄空港第二滑走路の早期建設や、「ビジットおきなわ」1000万人の達成に向けて行動していくことを宣言する。仲井眞弘多・沖縄県知事が出席するほか、観光関係者や市町村、経済団体、市民など約1000人が参加する見込み。入場は無料。

 同会は、旅館ホテルや旅行会社などの観光関連27団体や個人が集まり、沖縄観光に関する提言や、県民や市町村、経済団体に対し観光振興の必要性をアピールする活動を行っている。2006年に発足し、昨年秋には、15年までに那覇空港滑走路の増設をアピールする総決起大会を開いた。

 今回の大会では、空港増設のアピールに加え、沖縄県が打ち出した「ビジットおきなわ」1000万人の達成に、観光産業界が一丸となり取り組んでいく姿勢を示す。沖縄県では、16年度までに来県観光客1000万人達成を目指した誘客計画を進めている。07年度の観光客数は589万人(3.3%増)で過去最高だった。

 このほか大会では、観光庁の大黒伊勢夫・地域振興部長の講演や、同会が沖縄観光の課題について、市町村や観光事業者を対象に実施したアンケート結果の発表が予定されている。


情報提供:トラベルニュース社