ニューギニア航空、成田線増便を計画、南太平洋地区への需要を取り込みへ
ニューギニア航空(PX)は、成田/ポートモレスビー線で多客期の臨時便運航に向けて、国土交通省航空局と協議中だ。多客期の臨時便運航は、日本とニューギニアの航空協定で認められており、この枠組みを活用する。現在は土曜日に成田を出発するスケジュールだが、水曜日出発の運航をめざす。これまでは機材繰りの問題などによりほとんど実現しなかったが、機材繰りにメドが付いた。また、カンタス航空(QF)による路線再編で座席数が減少するオーストラリアの都市や、エア・パシフィック航空(FJ)が来年上期からの日本路線撤退を決定したフィジーのほか、パプアニューギニア、ソロモン諸島などからの要望が強かったため、運航を決定した。
PX日本支社長の島田謙三氏によると、近く航空局の結論が出る見込みといい、「貨物の需要も強く、南太平洋のゲートウェイとして需要を取りこんでいきたい」と意欲を見せた。
PX日本支社長の島田謙三氏によると、近く航空局の結論が出る見込みといい、「貨物の需要も強く、南太平洋のゲートウェイとして需要を取りこんでいきたい」と意欲を見せた。