Marriott Bonvoy

ハワイ、10月の日本人訪問者数は5.6%減の9万8355人、総消費額は1.9%減に

  • 2008年12月3日
 ハワイ州観光局(HTJ)によると、10月の日本人訪問者数は前年比5.6%減の9万8355人となり、減少幅は4ヶ月続いた2桁減から大きく改善した。前年の10月にユナイテッド航空(UA)の関空便が運休しており、その分の座席供給量の反動がなくなったことも、前年比率が縮小した理由の1つと思われる。ただし、アメリカ本土と比べると、訪問者数が西海岸が19.8%減の19万9394人、東海岸が14.1%減の11万7226人で大きく減少しており、10月までの累計ではアメリカ西海岸の13.6%減、東海岸が10.9%減よりも、日本市場の9.0%減の97万7957人の方が、減少幅が少なくなっている。

 消費額で見ると、日本は1人1日あたりの消費額が5.2%増の322.10米ドルで、主要市場のなかで唯一増加。総消費額でも1.9%減の1億7480万米ドルで、最も縮小幅が少ない。米本土は西海岸が1人1日あたりの消費額が7.7%減、東海岸が6.0%減、総消費額は西海岸が23.6%減、東海岸が18.7%減と大きく落ち込んでおり、ハワイ側でも「日本はそこまで悪くない」と期待する向きもあるという。