Marriott Bonvoy

ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル、09年は「アート」「漫画」をテーマに

  • 2008年11月28日
 ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル日本支局は、このほど開局1周年を記念したイベントを開催、業界関係者への感謝の意を伝えるとともに、今後の方針を発表した。2009年は、ブリュッセルのマルグリット美術館のオープンや、ナミュールでタンタン・フェスティバルが開催されることから、「アート」をテーマに展開していく。特にワロン地方各地で開催されるさまざまな「漫画」に関するイベントや展覧会、「タンタンの冒険」の作者であるエルジェのミュージアムが完成する予定があることから、ブリュッセルとワロン地方の09年のイヤーテーマを「漫画」に設定し、アピールを強める考えだ。

 同局局長のダミアン・ドーム氏はこの1年間を振り返り、ベルギー南部ワロン地方を訪れる企画商品が増えてきていること、2008年には200以上のメディアでの露出があったことを成果として強調。特に「フォロン2008」として1年を通してプロモーションを展開したフォロン・ミュージアムの日本人訪問者数は、前年比40%増であったという。こうした成果を糧に、今後も季節ごとに1年中楽しめるデスティネーションであることをアピールしていく。

 さらに現在、同局とフランス政府観光局、ルクセンブルグ大公国観光局とともに「3ヶ国をめぐる旅」として新コースを提案。こうした活動を通して、同局がプロモーションのキーワードとして掲げる「心のエコ」(自然とともに過ごせる人間のライフスタイルがある場所である)というメッセージを、引き続き発信していくとしている。


▽ワロン地方で開催の「漫画」イベント
http://www.belgium-travel.jp/hotnews/2008/11/2009-2.html