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グアム観光大使に桑田真澄さん任命、親しみやすさ、リゾートライフを訴求

  • 2008年11月28日
 グアム政府観光局(GVB)は2009年度グアム観光大使に元プロ野球選手で、アメリカ大リーグでも活躍した桑田真澄さんを任命、12月から放映するCMを皮切りに、グアムをアピールしていく。任命式では来日したグアム観光大臣のジェイムス V. エスパルドン氏が「桑田氏は1988年のジャイアンツのグアムキャンプで来島して以来、渡航経験が多く、グアムの美しさや豊富なアクティビティなど体験しており『チームグアム』としてドラフトした。現役時代は投手でピッチングが得意だったが、グアムではホームランを打っていただき、多くの人が訪れることを期待する」と、野球選手だった桑田さんになぞらえて紹介し、期待を示した。桑田さんのテレビCMは、ビーチウォーキング篇とホテルライフの2篇を撮影。12月17日から1月4日まで、東京、名古屋、大阪地区で放映する。

 桑田さんは「CM撮影で久しぶりに訪れたが、グアムはこんなにリラックスできるのか、という気持ちになった。フライトが3時間という近場で、子どもや祖父母をつれてリラックスしたいなら最高の場所」とアピール。また、選手時代にキャンプで初めて訪れたグアムの印象と比べて「もともとビーチや自然が美しく『いいな』と思う場所だったが、さらに今は一流ホテルが多く並び、レストランやショッピングが充実していて、洗練されたリゾート地になった」と、新しいグアムの魅力を紹介した。

 GVB日本代表の光森裕司氏は、海外旅行の市場環境が厳しいことから、今年の日本人訪問者数予測を90万人前後と説明し、「長い選手生活の中で怪我や手術などの体験があり、最終的には立ち直って一流の活躍をした元気のある桑田さんが必要」と桑田さんを起用した理由を説明。「この厳しい状況で一緒にグアムをアピールして欲しい。桑田さんの人柄や実績を通して、親しみやすさや高級感のあるリゾートライフをアピールしてほしい」と語った。